もし誰かに「ダイヤモンドの指輪の絵を描いて」と言われたらどんな絵を描きますか? たいていの方は、わかりやすく中央に大きな宝石のついたリングを描くのではないでしょうか。「ダイヤモンドの指輪」と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが立て爪のリングでしょう。今回は、その魅力をご紹介します。
ダイヤモンドのきらめきを引き出すデザイン
ダイヤモンドの指輪の定番といえば立て爪リング。ソリティアとも呼ばれるリングです。ティファニーで有名な6つの爪で支えるタイプか、4つの爪のタイプが主です。シンプルゆえにダイヤモンドの美しさを最大限に引き出すことのできる正統派のデザインで、今も根強い人気を誇ります。ダイヤモンドを持ち上げる立て爪によって、ダイヤモンドの位置がリング部分から一段上がるので、光を集めやすくダイヤモンドの輝きが際立つデザインとも言われています。
日常使いには残念ながら不向き
ただ、正統派のデザインではあるものの、日常生活には不向きという欠点もあります。ダイヤモンドを埋め込んだタイプに比べ、このデザインは洋服などにひっかかりがちです。指輪に傷がついても構わないというなら別ですが、普通に考えても立て爪の指輪をつけたまま傷をつけないように家事をするのはほぼ不可能でしょう。とはいえ、婚約指輪はよそ行き用のものとして、普段は身につけないと割り切ってしまえるのであれば、一生に一度の記念に特別感の強い立て爪デザインはぴったり! また、リング部分のデザインがシンプルなので、後々サイズ直しがしやすいというメリットもありますよ。
ソリティアリングを日常使いするには?
特別感のある立て爪デザインの婚約指輪。ちょっとした工夫ひとつで普段使いもできるので、もし迷っているなら思い切って立て爪デザインを選んでみてはいかがでしょうか? 一生の記念になるはずですよ。