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正しい婚約指輪の選び方って?失敗しないためのチェックリスト

一生に一度の宝物として購入する婚約指輪は、失敗しないよう慎重に選ぶべきアイテムです。そこで、大満足の婚約指輪を見つけられるよう、正しい婚約指輪の選び方をご紹介します。購入する前のチェックリストとしてご活用ください。

選び方1:婚約指輪の価値を決めるダイヤモンドをチェック

婚約指輪の中央にはきらりと輝くダイヤモンドがあります。希少の宝石であるダイヤモンドのクオリティで婚約指輪の価値が大きく変わります。ダイヤモンドのクオリティを判断するためのポイントをしっかりおさえて、一生モノの婚約指輪にふさわしい輝きを手に入れましょう。ダイヤモンドのクオリティを決めるチェックポイントは大きく4つあり、それぞれ順番に説明します。

【1】カラット(carat)

カラット(ct)とは、ダイヤモンドの重さを示す単位のことです。1カラットは0.2gに相当します。カラット数が大きければ大きいほど重くなるので、ダイヤモンドも大粒になり、存在感がアップ。ラグジュアリーな婚約指輪になり、価格も上がっていきます。
婚約指輪のカラット数としてのボリュームゾーンは0.3カラット~0.5カラットで、ほどよい存在感で日常使いもしやすいボリュームになります。

【2】カラー(color)

カラーとはその名の通り、ダイヤモンドの色合いを示すものです。透明無色のDから黄色のZまでアルファベット順に23段階に分けられます。基本的には透明無色のDに近いものの方がクオリティが高いとされ、評価されます。
目安としては、DEFは無色、GHIJはほぼ無色、KLMはほんの少し黄色がかっていて、N~Rはとても薄い黄色、S~Zは薄い黄色だとされます。

【3】クラリティ―(Clarity)

クラリティ―とは、透明度を表す指標です。カラーとは異なり、ダイヤモンドの中に入っている異物や傷などをチェックするポイントになります。とはいえ、特殊なルーペなどで拡大してチェックしているので、肉眼で確認できるような異物はほとんどありません。一般的にSI以上であれば肉眼でチェックできないので、気にしなくて大丈夫です。
FLが無傷、IFが表面にわずかな外部特徴あり、VVS(1.2)は傷などがあっても発見が困難なレベル、VS(1.2)は目立たない程度の異物があり、SI(1.2)は簡単に見つけられる程度の異物、I(1.2.3)は肉眼で確認できる内包物や傷があるものとされています。

【4】カット(Cut)

カットとは、ブリリアンカットをする際の表面の研磨の状態や、形のバランスを評価するものです。ExcellentからPoorまで5段階のグレードがあり、美しい形の均一なダイヤモンドを求めるなら上のランクを選ぶ必要があります。
また、カットの種類でメジャーなものはダイヤモンドの鉄板「ラウンドブリリアント」のほかにも、ハート形でロマンチックな「ハートシェイプ」、宝石らしいクラシカルな気品がある四角い「エメラルドカット」、すっきりとした涙型で洗練された印象の「ベアシェイプ」の3つがあります。

選び方2:お店で見るべきチェックポイント

【1】全身とのバランス

気になる婚約指輪を見つけたら、必ず試着をしましょう。指にはめてみて、指先だけを見るのではなく全身を鏡に映してバランスをチェックします。これにより、自分の体形やファッションと合わないリスクを回避できます。ジュエリーブランドに足を運ぶ際は、ふだんの服装で行って日常のシーンでもマッチするかどうかチェックしましょう。

【2】仕上がりまでのスケジュール

既存のデザインでも在庫がなかったり、文字刻印したりとその場ですぐに受け取れないケースも多いです。その際は、受取日がいつになるかをしっかり確認しましょう。両家の顔合わせなど、婚約指輪が必要な時に間に合うように準備できるかチェックしてください。

【3】アフターサービスの内容

ぴかぴかの婚約指輪を購入しても、長年使っていると汚れてしまったり傷がついてしまったりとメンテナンスが必要になる時期がやってきます。磨き直しやサイズ直し、石留めなど購入後のアフターサービスがどこまで整っているかを事前に確認しておくと、きちんとメンテナンスして美しい状態のまま使い続けることができます。ブランドによって無料・有料の範囲も異なるので、安心してアフターサービスが依頼できるブランドを利用するのがおすすめです。

【4】30年後も身につけられるデザインか

生涯愛用する婚約指輪を選ぶためには、今だけでなくこれからも自分に合う婚約指輪のデザインを見極めなければいけません。リフォームすることもできますが、できれば愛用し続けたくなるデザインの婚約指輪を選んだ方がコストもかからず、賢いお買い物ができます。30年後の自分を想像して、歳を重ねても違和感なく身につけたくなる婚約指輪かどうかを今一度見極めてから選ぶようにしましょう。

こうした選び方のポイントをしっかりおさえてから婚約指輪を見れば、失敗するリスクを減らすことができます。満足できる理想の婚約指輪を見つけるために、事前の下調べを入念にしてから選ぶようにしましょう。

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