嫉妬されない＆反感を買わない！女子会での婚約報告マナー

【1】手短に話す

いくらおめでたい婚約報告でも、延々と話されるとうんざりしてしまうものです。大事な報告ではあるので、きちんと婚約報告はしながらも、女子会の時間の大半を自分の話で使ってしまうのは避けましょう。女子会のように複数人が集まる場では、どんな話題であっても延々と話すのはマナー違反です。

とはいえ、とにかく省略すればいいというわけではありません。婚約したという事実をきちんと伝えることは大事ですし、プロポーズのシチュエーションや言葉などは女子会で盛り上がるホットな話題でもあります。

注意するべきなのは、周りから質問されていないことまでずっと話し続けるといった一方的なトーク。こうした自分都合のトークでは女子会メンバーがうんざりしてしまう可能性があります。婚約報告だからと変に遠慮する必要もありませんが、いつも通り全員が楽しく過ごせる場づくりを意識して、自分の話ばかりにならないように気をつけましょう。

【2】のろけない

カップルの仲がいいに越したことはありませんが、ただただのろけ話を聞かされ続けるのは苦痛です。なかには独り身でさみしく感じている人もいるかもしれないので、自分の幸せばかりを話すのは避けましょう。あまりにものろけが過ぎると、自慢にしか聞こえなくなってしまいます。

女子会メンバーが既婚か未婚か、彼氏がいるかいないかによって状況は変わりますし、女子会メンバーの性格によっても話の受け取り方はさまざま。女子会メンバーが気持ちよく話を聞けるように配慮して、必要以上ののろけは避けましょう。ただ、なかにはのろけ話を聞きたがる人もいるので、聞かれたら仲のいいエピソードを少し話すなどしてバランスをとるのがおすすめです。

【3】明るくはっきり話す

色々と気を遣うポイントはあるものの、婚約報告自体はとてもおめでたいものです。友達であれば心から祝福したいと考える人がほとんどでしょう。そのため、たとえば女子会メンバーに未婚者が多いからと言って委縮しながら話したりすると、かえって失礼な印象を与えてしまいます。

あくまでも明るくはきはきと婚約したことを伝えましょう。女性は情報共有して共感するのが得意なので、基本的には自分のことのように喜んでくれるはずです。さばさばと話せば嫌味っぽくならず、幸せな気持ちがストレートに伝わり、相手もうれしい気持ちになります。よそよそしく話したり、遠慮しながら話したりするのはやめましょう。

【4】「おめでとう」には「ありがとう」と返す

婚約したと言えば、ほぼ100％「おめでとう！」と言われます。お祝いされたら、素直に「ありがとう」と笑顔で返しましょう。女子会メンバーがせっかく「おめでとう」と祝ってくれているのに、「いやいや、そんな大したことじゃないから」「だんなさんの〇〇なところが気になってるんだけどね」といった謙遜めいた返しをすると、かえって場の空気が悪くなってしまったり、盛り上がりにくくなったりしてしまいます。

また、なかには結婚することをうらやましく思う女子会メンバーもいるので、そこで素直に喜ばないと「なんでこんなことを言うんだろう」とモヤモヤした気持ちにさせてしまうこともあります。婚約報告した時の返しは、卑屈にならず、素直に、笑顔で返すのがポイントです。

【5】サプライズのお祝いは素直に受け取る

場合によっては、一部の友人だけ婚約したことを知っていて、お祝いの女子会を開催してくれる場合もあります。サプライズでお祝いのケーキを出されたり、プレゼントをもらったりした時も素直に「ありがとう」と言って受け取りましょう。

ここでも変に遠慮すると女子会の場がしらけてしまいます。相手の好意は素直に受け取るのがいい女。友人からのお祝いもありがたく受け取り、満面の笑顔で「ありがとう」を言うのを忘れないようにしましょう。

また、女子会でお祝いしてもらったら、他のメンバーが婚約した時もしっかりお祝いを返しましょう。自分だけお祝いしてもらって終わらせてしまうのは、大人の女性としてのマナーが欠けています。きちんとお祝いしてもらった女子会メンバーのことは覚えておきましょう。あるいは、お祝いのお返しとしてちょっとしたお菓子や小物をプレゼントするのもおすすめです。

婚約したら、なるべく早く報告した方が友人も喜びます。女子会の場であれば、一度に複数人に婚約報告ができるので安心です。また、全員で盛り上がりやすい話題でもあり、みんなで喜びを共有できる時間にもなります。マナーに気をつけつつ、女子会では笑顔で婚約報告しましょう。