妊娠が発覚し、急きょ結婚を決意したのはいいものの、婚約指輪ってやっぱりあったほうがよいのでしょうか?これからのことを考えると、大きな出費はおさえたほうがよい気もするし、一生に一度のことなのであったほうがよい気もするし……女性の本音はいかに?
「婚約指輪は欲しい!」が圧倒的多数
できちゃった結婚の場合、できるだけ出費はおさえてその後の生活に備えたい、という方が多いでしょう。給料3ヶ月分ともいわれる婚約指輪は、正直イタイ出費になりますよね。婚約指輪は諦めるでき婚カップルが多いなか、女性の本音はというと。
「妊娠が先だったので、その後産まれる子どものことを考えて婚約指輪も結婚式もナシ。ちゃんとしたプロポーズもナシ。でも今思えば、ありきたりでもいいから、プロポーズの言葉とともに指輪を贈られるという経験をしたかったな、と思います」(32歳・みなこ)
「できちゃった結婚でした。まだ若くお金がなかったのもあり、婚約指輪はありません。当初は特に気にしていませんでしたが、その後友人の結婚式に参列する際などに、周りの女友達の薬指にキラキラ輝く指輪がうらやましく感じました」(26歳・たかちゃん)
「想定外の妊娠で、親への挨拶や出産準備など、ほかに優先するべきものがたくさんあって、婚約指輪のことはすっかり忘れてしまっていました。落ち着いてから、そういえば……と思いましたが、自分から催促するのもなんだか寂しいし、旦那さんがいつかくれないかな~と今でも少し期待しています」(28歳・ミキ)
そのときは「いらない」と諦めていても、後々考えると「やっぱり欲しかった」と思い返す女性が多数。指輪は高価なものでなくても、気持ちがこもっていればOK。プロポーズの言葉とともに婚約指輪を渡す、というケジメは、やはりあったほうがよさそうです。
「婚約指輪はいらない」派も
最近では、たとえ「できちゃった結婚」ではなくても、きちんとしたプロポーズや婚約指輪もなく結婚するカップルが多いのだとか。
「もともとアクセサリーや光物に興味がないので、いらないと思っていました。夫と話し合い、婚約指輪は買わないという結論に。そのぶんを貯蓄にまわし、子どもが少し大きくなってからみんなでハワイに行きました」
(30歳・まいちょ)
「指輪を買っても、妊娠中や育児中は身に着けられないことが多いので、買ってもらいませんでした。その代わりに、好きなブランドの大きめのバッグをプレゼントしてもらいました。そのバッグをマザーズバッグとして愛用しています」(27歳・りえぱん)
「当初学生だったので、当然お金はなく、婚約指輪はナシ。結婚して10年が経ち、夫が改めて指輪を差し出してくれたときには、本当に感動しました!」(31歳・みかん)
そのときに無理をせず、数年後にとびきりステキなサプライズを用意するというのも手ですね。ほかには「勝手に高価な婚約指輪を買っていったら、彼女が激怒した」という男性も。その後のことを考えて貯蓄にと考えている堅実な女性にとっては、無駄な出費になってしまいかねません。サプライズにはなりませんが、心配な場合は事前に相談しておいたほうが良いでしょう。
プロポーズも結婚も、一生に一度の一大イベント。いつの時代も、女性はやっぱり「結婚してください」の言葉と指輪を待っています。できちゃった結婚だからとなあなあにせず、何らかのケジメはあったほうがベター。もちろん無理のない範囲で、お互いに後悔のない、美しい思い出として残したいですね。