でき婚するけど貯金がない人必見! でき婚でかかるお金や費用はいくら?

でき婚するけど貯金がない人必見! でき婚でかかるお金や費用はいくら?

みんなの悩み
2018.03.11

3,086views

“妊娠が発覚し、ついに結婚”でも、不安なのはやっぱりお金のこと。できちゃった結婚の場合、その後何にどのくらいの費用がかかるものなのでしょうか?しっかり理解して、お金は計画的に使いましょう。

指輪や結婚式にかかるお金

最初に決めたいのは、婚約指輪や結婚指輪、結婚式をどうするかです。指輪に関しては、女性側の意見を尊重し、ふたりでよく話し合いましょう。「高価なものでなくても、ケジメとしてやはりもらいたい」と思う女性も多いですし、「貯蓄にまわしたい」と考える堅実な女性もいます。結婚式に関しては、両家ご両親の意向もありますので、相談してみたほうが良いでしょう。
ちなみに、婚約指輪の購入価格は10~40万円、結婚指輪はふたり分で20~60万円という方が多いよう(マイナビウエディング調べ)。結婚式にかかる費用の全国平均は、244.3万円(2014年1月 ぐるなびウエディング調べ)だそう。これだけでもかなりの出費ですね。

新生活スタートにかかるお金

新たにふたりで住む新居を借りる場合、契約にかかるお金や引っ越し代に加え、新しく購入する家具や家電、日用品など、かなりの費用がかかります。それまで同棲していたというカップルでも、その後産まれてくる子どものことを考えると引っ越す必要がある場合も多いでしょう。それに加え、ベビーベッドや布団、洋服、哺乳瓶、ミルクやオムツなど、出産準備品も必要です。

これらすべてを合わせると、だいたい100万円近くかかることが多いようです。家具や家電はリサイクル用品を利用したり、赤ちゃんのものはお古やレンタル品を使ったりするなどの手はありますが、それにしてもかなりの出費が見込まれます。
先のことや子どものことを考えると、指輪や結婚式よりも、こちらのほうが優先すべき出費かもしれません。実際に新生活のスタート時にかかる金額はどれくらいになるのでしょうか。これから新生活を始めるカップルのために、どれほどの金額がかかるのかご紹介します。

家電:50万円

テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、炊飯器などを新しく購入すると50万円前後の費用が掛かります。

ベッド:10万円

ベッドはピンキリですが、マットレスを合わせてふたりで10万円はみておいた方がいいでしょう。枕や布団にもこだわると、15~20万円になることもあります。

テーブル:8万円

リビングに置くテーブルと、ダイニングに置く食事用のテーブルを合わせると8万円が目安です。これにイスをつけると、10万円程度かかることもあるので予算を把握しておきましょう。

ソファ:10万円

リビングにソファを置きたい方は、プラスで10万円の予算をみておきましょう。
ソファの材質や大きさ、機能性によって、値段も様々です。

カーテン:10万円

リビング、寝室、個室などすべての部屋にカーテンをつけると、意外とお金がかかります。
寝室は遮光カーテンに、日が当たりすぎて熱い部屋には遮熱カーテンをチョイスするなど、カーテン選びは慎重に行ってくださいね。サイズ違いのトラブルも起きがちなので気をつけましょう。

食器棚:5万円

食器棚もそこそこ大きな家具なので、それなりにお金がかかります。
収納物によって買う食器棚のサイズも変わるので、物件選びの際には収納スペースも入念にチェックしてくださいね。

照明:5万円

照明はもともと備え付けになっている場合と、自分で用意する場合があります。
物件選びの時に確認しておくといいでしょう

ここまででも、合計で約100万円がかかります。新居に引っ越すとなると、家具や家電を揃えるだけでもそれなりのお金がかかるので、貯金額などを確認して、無理のないように購入してくださいね。

妊娠・出産・育児にかかるお金

妊娠がわかったら、定期的に検診に行く必要があります。合計14回ほどの検診で、検査内容や病院によって金額はまちまち。また、分娩にかかるお金は、40~50万円が平均的。しかも妊婦健診や分娩は、保険適用外です。

ただし、妊婦健診は自治体から補助券が交付されますのでご安心を!助成内容や金額は自治体によって差がありますので、お住いの地域の補助内容を確認してみましょう。また、分娩にかかる費用に関しては、健康保険に入っていれば「出産育児一時金」として、42万円が補助されます。その一時金が、分娩後に直接病院に支払われる制度もあるので、通院している病院が適用しているかどうかを確認してみましょう。

出産後は、赤ちゃんとの新しい生活がスタートします。衣料品やオムツ、ミルクなどのお金が継続的にかかってくるほか、子どもの将来のために学資保険に入るなど、月の生活費にプラス3万円前後かかると頭に入れておきましょう。

さらに細かいことを言うと、赤ちゃんが産まれると家にいることが多くなり、空調にも気を遣うため、水道光熱費が高くなる家も多いのです。食べ物にも気を遣うようになり、「食費が上がった」という話もよく聞かれます。

引っ越し代:100万円

新婚夫婦と赤ちゃんが暮らせる家に引っ越すとなると、引っ越し代は敷金礼金をプラスして100万円程度かかることも。多めに見積もって、余裕のある引っ越しをしましょう。

ベビーベッド:約4万円

ベビーベッドは大体2歳まで使えるサイズを目安として作られています。部屋のサイズに合わせて選びましょう。最近ではベビーベッドのレンタルサービスもあるので、後々の処分の手間が気になる方はチェックしてみるといいでしょう。。

育児用品:約10万円

ベビーベッドのほかにもタオルや洋服、食器に哺乳瓶などを買いそろえると10万円程度はかかります。ただし、赤ちゃんには必ず必要なものなので、妥協せずに良いものを選んであげてくださいね。

妊婦検診費用:約6万円

ほとんどの自治体で補助券が使えるので、ぜひ一度確認しておくことをおすすめします。
妊婦検診は1回あたり約5000円。回数は15回ほどです。

出産費用:約50万円

出産にかかる費用の全国平均は約50万円といわれています。東京だともう少し高く、70万円前後になることも。しかし、内42万円は出産育児一時金で賄われるので、自己負担金は10~30万円ほどが目安です。

赤ちゃんの育児費用:月1万円

赤ちゃんは医療費が無料です。オムツ代が月5000円、ミルク代が5000円程度。母乳の場合はミルク代はいりません。
自治体によって金額は変わりますが、児童手当も支給されます。

保育園・幼稚園の費用:月2~5万円

認可保育園だと月2~3万円、認可外保育園は4万円~、幼稚園は私立でも月2~3万円のところが多いです。預ける場所によっても変わってくるので、事前の比較検討を入念にしておきましょう。

結婚費用を抑える方法

出産や育児は上記の制度などを活用すればコストを抑えられますが、結婚費用はどのようにカットしたらいいのでしょうか。

1.知人のおさがりをもらう

春など、引っ越しシーズンに新居へ越す場合は、知人にいらないものがないか確認すると良いでしょう。意外と使える掘り出し物をもらえるかもしれません。

2.中古品をネットで買う

最近はフリマアプリなど、ネットで気軽に中古品を探せます。自分好みのものを選べますし、直接の友人に頼むよりも気兼ねなく探せて自由度が高いのもメリットです。

できちゃった結婚の場合、ふつうに結婚するよりもお金にシビアにならざるを得ないのは一目瞭然。何を優先させるかをしっかり夫婦で、ときにはご両親も交えて話し合いましょう。そして、計画的に使うところは使い、締めるところはしっかり締めていくことが大切。新しい生活に不安と期待でいっぱいかもしれませんが、ふたりで無理なく、変化を楽しんでいけるとよいですね。

関連記事はこちら