プロポーズの方法のひとつに「手紙」があります。口頭で伝えるのもすてきですが、手紙で思いを伝えるのもロマンチック。今回は手紙でプロポーズする際の注意点や喜ばれる書き方についてご紹介します。
手紙でプロポーズする際のメリット&デメリット
メリット
プロポーズの思い出はかけがえのない大切なもの。そのため、手紙があれば一生とっておけます。読み返すたびにプロポーズ時の感動が蘇り、うれしい気持ちで満たされることでしょう。また、手書きだからこそ伝わる真心もあり、味わい深いアイテムです。その人の人柄や性格がにじみ出て、愛おしさも募ります。
また、サプライズの演出としても優秀です。手紙を開くまで何が書いてあるかわからないので、ドキドキ感を増してくれるのがポイント。文字を読む瞬間までプロポーズだと予測できないので、驚きもグッと高まります。
さらに、シャイな人でも渡しやすいのが手紙の特徴。口下手でも手紙であれば言葉でしっかり伝えることができるので、普段言えないことでも思い切って伝えられるかもしれません。
デメリット
男らしさを演出したい方にとっては、手紙はいまいちアピールにならないかもしれません。手紙は華々しい演出アイテムというよりは、グッとくる奥深い演出アイテム。ぐいぐいリードしてほしい!と考えている女性にとっては、少し物足りなさを感じるリスクもあります。
また、手紙を書くのが苦手な人にとってはプロポーズの手紙を書くのも簡単なことではありません。なかなかいい言葉が思い浮かばず、プロポーズする前に疲れてしまう人もいます。手紙を書くのが苦手な方は、例文を利用したり一言でカードにしたためたりするのがおすすめです。
プロポーズの手紙で入れた方がいい要素
【1】相手への愛情
これはマスト!相手のどんなところが好きなのか、どうして結婚したいと思ったのかなど、愛情をあますことなく表現しましょう。「これだけ好きだから結婚してください」という流れができて、プロポーズに対する説得力が高まります。
【2】ふたりの未来
結婚するということは、ひとりではなくふたりで生きていくということ。これからどんな家庭を築いていきたいのか、どんな夫婦になりたいかなど、ふたりの未来について書くと「こんな風に考えてくれているんだ」と相手を感動させることができます。
【3】ふたりの過去
未来に加えて、過去も語りましょう。これまでふたりで歩んできた道を振り返って、楽しかった思い出から大変だった苦労話まで書いていくと、ふたりの絆を強く感じることができます。「いろいろなことがあったけど、一緒にいられてよかった。これからもいっしょにいたいな」という愛情が深まっていくことでしょう。
プロポーズの手紙の渡し方
【1】花束と一緒に渡す
プロポーズの定番である花束に手紙を添えて渡せば、まるで映画のワンシーンのようにドラマチックなプロポーズを演出できます。真っ赤なバラの花束で華やかなプロポーズをしても良いですし、真っ白なユリの花束で高貴な雰囲気のプロポーズをするのもおすすめ。花束であれば手紙を添えやすく、サプライズ感もしっかり演出できます。女性のロマンスをくすぐる素敵なプロポーズになることでしょう。
【2】婚約指輪を同封する
渡した手紙のなかにサプライズとして婚約指輪を入れておくのもとてもロマンチックなプロポーズ方法です。手紙を書いてくれた喜びにプラスして、婚約指輪まで入っているサプライズ感があり、女性にとっては最上級にうれしいプロポーズになること間違いなしです。 また、まさか手紙の中に婚約指輪が入っているとは思わないですし、婚約指輪はかさばらないので空ける瞬間まで確実に隠しておける安心のサプライズプラン。ただし、いっしょにリングケースを持っていくのをお忘れなく!
【3】婚姻届けといっしょに渡す
婚約指輪よりもさらに一歩踏み込んだ同封アイテムとして、婚姻届けといっしょに手紙を渡すのもおすすめです。手紙の中に婚姻届けを入れておけば、それだけで真摯な気持ちが伝わるものです。口下手な方や、手紙がうまく書けない方でも安心して渡すことができるでしょう。
【4】思い出の写真をポストカードにして渡す
ふたりでいっしょに撮影した思い出の写真をプリントしてポストカードにし、その裏にメッセージを書くのもすてきな渡し方です。当時の楽しい思い出がよみがえり、プロポーズがより一層幸福感にあふれたものになることでしょう。わざわざ写真をポストカードする手間もかかっているので、真心が伝わります。
手紙でプロポーズすると喜ぶ女性のタイプ
「プロポーズの思い出を大切にとっておきたい」
「彼の気持ちをしっかり受け止めたい」
といった思い出を大切にして写真や日記などの記録をまめに残しているタイプの女性であれば、手紙でのプロポーズを喜んでくれる可能性大です!
また、よくメッセージカードや年賀状、手紙を書く女性も喜んでくれるタイプです。手書きのメッセージを好む傾向があるので、直筆の手紙によるプロポーズを心から喜んでくれることでしょう。
口下手な方や、きちんとプロポーズの言葉を思い出に残したい方はぜひ「手紙プロポーズ」にチャレンジしてはいかがでしょうか。