プロポーズの定番アイテムといえば、婚約指輪。きれいな夜景をバックに、ディナーの最後ケーキの中からキラリ、なんてドラマのようなシチュエーションに憧れる女性も多いでしょう。でも最近では、プロポーズアイテムにも変化が起きているようです。
多様化するプロポーズアイテム
婚約指輪といえばやっぱりダイヤの指輪。給料3ヶ月分の指輪を贈るなんて言われていた時代もありました。でも、時代とともにその価値観も変化し、最近では婚約指輪以外のものを贈るプロポーズが増えているとか。実際に、婚約したカップルの3割が婚約指輪を贈らなかったという話もあります。その理由は、節約のためであったり、実用性を重視するためであったり、さまざま。確かに、普段使いのしづらい婚約指輪が、悲しくもタンスの肥やしになっているという夫婦も多くいます。
婚約指輪は贈らないけど、日々身につけられるものを
婚約指輪を贈らないとしたら、プロポーズのアイテムは何がいいのでしょうか? そのひとつが、結婚指輪を兼ねた指輪にするというものです。結婚指輪を兼ねた普段使いできるデザインのものであれば、片時も離すことなく身につけられますよね。また、後々結婚指輪を買う必要がなくなるので、その分のお金をふたりの新生活や結婚式の資金に充てることができます。他にも、ネックレスや時計を贈るという人も。これらも毎日身につけやすいアイテム。これらのアイテムなら、朝身につけるときや、鏡を見たときなど、日常のあらゆる場面で視界に入り、愛を確かめることができます。
実用性を求めるカップルも
また、家具や家電など、新生活に必要なものを贈るという、実用性に重きをおくカップルも。これらも、これからのふたりの生活を考えた堅実で素敵な選択です。今後の人生において、時にはケンカしてしまうこともあるでしょう。そんなときに、ふたりの思い出の品を前に仲直りができるかもしれません。また、ふたりで思い出を共有しあうという意味で、普段とは違う豪華な旅行をプレゼントするというカップルもいます。いつか子供がうまれたときに、そのときの写真を見せながら、夫婦の思い出を語るのも素敵ですよね。
価値観の多様化した現代。指輪にこだわることなく、それぞれのパートナーにピッタリの贈り物を考えてみてはいかがでしょうか? 相手のことをよく知っているからこそ、何を贈れば喜んでもらえるのか、きっといいアイデアが浮かぶはずです。そうやって相手のことを思いながら悩む時間も、あとで思い返したときとても貴重で素敵な思い出となることでしょう。