婚約指輪で後悔してること、失敗したこと
- よくあるトラブル・失敗
- 2018.04.04
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婚約指輪はめったに買えない高価な指輪を選ぶ方が多いです。そんな特別な婚約指輪だからこそ、後悔しない選び方をしたいもの。そこで、これから婚約指輪を購入するカップルに向けて、婚約指輪で後悔したことや失敗したことをご紹介します。反面教師にして満足できる婚約指輪選びを実現してください。
Contents
【後悔ポイント1】サイズ
リングのサイズは、大きすぎても小さすぎても失敗のもとになります。結婚当初はダイエットをしているので、これから太る可能性を考えて大きめに作る人もいます。しかし、ゆるいため移動中に落としてしまい、紛失するケースも。ほんの少しゆるい程度ならいいのですが、購入時は手を振っても落ちないかどうか確認して慎重にサイズを選びましょう。
ただし、落とすのが怖いからと言ってきつめに作るのもリスキーです。リングの着脱がスムーズにいかず、結婚式の指輪交換の儀式で手間取ってしまったり、無理やり抜いて指元に跡がついてしまったりと、思わぬトラブルのもとになります。また、将来的にも着け続けられるかあやしいところ。やはり、購入時にぴったり指に馴染むサイズを選ぶのが無難です。
そして、婚約指輪の主役と言えばやはりダイヤモンド。ダイヤモンドの大きさについても後悔する方がいます。
大きくすればよかったと思う方は、憧れの大きなダイヤモンドを選びたかったものの、予算などの兼ね合いで我慢したケースが多いです。ダイヤモンドの価格を左右する要素は大きさだけでなく、クオリティやカッティングなども踏まえて価格が決まります。そのため、どうしても大きいダイヤモンドが良い方はその分クオリティを下げるなどして調整するといいでしょう。
関連ページ:ダイヤモンドの質を決める「4C」って何?
小さくすればよかったと思う方が抱えているのは、「大きすぎて日常使いできない」という悩み。ダイヤモンドが大きいとぶつけるリスクも高くなりますし、良くも悪くも目立つので着用しにくいシーンもあります。確実に使いやすい婚約指輪を選びたい方は、スタンダートなノーマルサイズのダイヤモンドを選ぶと良いでしょう。
以下のページでは、ウエディングプランナーが経験を交えてダイヤモンドのサイズ悩みについてアドバイスしていますのでぜひご覧ください。
【後悔ポイント2】ブランド
さまざまなブランドから婚約指輪が発売されていますが、なかにはノーブランドの指輪を選ぶカップルもいます。ノーブランドの方がリーズナブルですし、他のカップルと被る可能性も低いのでメリットがありますが、やはりブランドに憧れている人も多いもの。
なんらかの理由でノーブランド品を選んだものの「やはり有名なブランドの婚約指輪を買えばよかった」と購入後に後悔する人もいます。ブランドに憧れを抱いている方は、無理に我慢せず、ダイヤモンドのサイズや素材などを妥協して価格を抑えるなどして、無理のない範囲で憧れのブランドの婚約指輪を検討した方がいいかもしれません。
【後悔ポイント3】デザイン
デザインもさまざまな種類があるので、後悔しやすいポイント。自分の好みのデザインと日常使いしやすいデザインが異なっていると、さらに悩んでしまいます。
やはりオフィスシーンなどで馴染むのはシンプルなストレート型やV字型ですが、独創的なウェーブ型やゴールドとプラチナのコンビネーションなど、変わったデザインには人目を引く華やかさと高いファッション性が宿っていて魅力的です。結婚指輪はシンプルなデザインが多いので、婚約指輪は思い切って自分好みのデザインを選んではいかがでしょうか。男性とデザインを合わせる必要もないので、結婚指輪よりも自由に選びやすいのもメリットのひとつです。
【後悔ポイント4】価格
高すぎた、安すぎたなど、価格について後悔する方もいらっしゃいます。婚約指輪を無理して購入してしまったばっかりに、結婚式費用や新婚旅行費用が足りなくなってしまうことも。今後の必要な支出を計算して、無理のない範囲で選ぶのが後悔しないコツです。
反対に、価格を抑えすぎてしまった場合は「もっと大きなダイヤモンドにすればよかった」「憧れのブランドにすればよかった」など、我慢したもののやはり納得できず歯がゆい思いをしてしまう人もいます。節約は大事ですが、調整できる範囲内であれば自分が一生大事にしたいと心から思える婚約指輪を選んだ方が安心です。
【後悔ポイント5】購入の有無を後悔
そもそも「買ったこと」「買わなかったこと」を後悔する方もいます。婚約指輪を購入する方は9割以上と、ほとんどの人が購入すると言われていますが、なかには購入しない方もいます。経済面のことを考慮して買わない方もいますが、のちのち「やっぱり婚約指輪が欲しかった」と後悔する声も。なかにはリーズナブルな婚約指輪もあるので、どうしても欲しい方は予算と相談しながら、買えそうな価格帯の婚約指輪を探してはいかがでしょうか。
また、買ったことを後悔する方は少数派ですが、結婚式や新婚旅行などの予算を圧迫してしまう場合は慎重に判断した方がいいでしょう。自分にとって何に一番お金を掛けたいかを考えて、予算配分すると失敗を防げます。
婚約指輪は高価な指輪ですから、いつも以上に慎重に判断した方がいいでしょう。失敗例を参考に検討して、一生満足できるベストな選択をしてくださいね。
先輩花嫁の失敗エピソード
「サプライズプロポーズを受けたけど、その時に渡してくれた婚約指輪が好みじゃなかった」
サプライズプロポーズはロマンチックなプロポーズなので、女性を喜ばせようと挑戦してくれる男性が多いです。しかし、リサーチ不足のまま婚約指輪まで用意していると、好みではない婚約指輪がプレゼントされることも。「せっかく高価な婚約指輪を買ってもらったけど、全然好みじゃない…」ともやもやする花嫁もいます。
「婚約指輪のサイズが合っていなくて、つけ心地が悪い」
婚約指輪のサイズがジャストサイズでないと、つけ心地が悪くストレスを感じてしまいます。小さければ指がむくんでいる時に入らなかったり締め付けがきつかったりしますし、大きければ指から抜けてしまいそうで、最悪の場合はせっかくの婚約指輪を落として紛失してしまうことも。
「購入後、やっぱり違うデザインにすればよかったと後悔してしまった」
勢いで婚約指輪を選んでしまうと、のちのちもっと好みのデザインに出会ったりして「せっかくならこっちの婚約指輪にすればよかった!」と後悔する花嫁もいます。プロポーズに舞い上がってノリで選んでしまったり、忙しいからと適当に選んだりすると失敗してしまうかもしれません。
「思いのほか派手なデザインで、会社につけていけないのであまり出番がない」
好み優先で選んだものの、なかなか合う服がなかったり、目立ちすぎて会社につけていけなかったりすると、せっかく買ったのにあまり身につけられないまま月日が過ぎてしまいます。そのままタンスの肥やしになってしまうととてももったいないです!
「汚れや傷が気になるけど、お店のサポートが有料ばかりでやりにくい」
婚約指輪は長年愛用するものなので、どうしても汚れや傷がついてしまいます。そうした時にお店のサポートが不十分だと、維持費にお金がかかってしまい、なかなか気軽にメンテナンスができません。
これから婚約指輪を選ぶあなたに!後悔しないためのポイント5つ
【1】一緒に買いに行く
好みの婚約指輪を確実に購入するためには、男性が選ぶのではなくふたりで一緒に買いに行くのがおすすめです。そうすれば女性が自分好みの婚約指輪を選べるので、満足できるデザインを選べるでしょう。
【2】実際に試着する
サイズが合わないのはきちんと試着していないから。インターネットなどで購入するのもアリですが、一回は試着をして使用感を確かめておきましょう。デザインや素材によって装着感が異なることもあるので、自分の指で確かめるのが一番確実です。
【3】日ごろから婚約指輪のデザインをチェックしておく
「やっぱりこっちがよかった」といった後悔をしないためにはきちんとリサーチしておくのが大事。日頃から婚約指輪のデザインを見て、自分好みの婚約指輪をある程度絞っておけば理想に近い婚約指輪をすぐに選べますし、後悔するリスクも軽減できます。
【4】身につけるシチュエーションを想像する
自分の服装に合うか、毎日使いできるかなど、婚約指輪を実際に身につけた時のイメージをしておくのも重要です。ただ好きなデザインだからと選んで「実際には使いにくい」といったオチにならないように、婚約指輪を実際に身につけるシチュエーションまで想像しておきましょう。
【5】アフターケアやサポートがしっかりとしているお店で
キレイな状態で長年愛用するためにも、お店でどこまでメンテナンスしてもらえるのか、アフターケアやサポート内容を事前に確認しておきましょう。条件や期間などがお店によって違うので、詳細までチェックしておくと安心です。
また、婚約指輪のデザインによってできるメンテナンスの内容も異なるので、そこも店員さんに直接質問しておくのがおすすめ。ものによってはサイズ直しができないものもあるので、そうしたデザインの婚約指輪を選ぶ場合は入念にサイズチェックをするなどの対策が必要です。